行く年を振り返って(ラノベ編)

今年もあと数時間。2012年に読んだラノベを数えてみると157冊でブログの更新は後半サボり気味でしたが、そこそこ読んでいたようです。
数にして見ると多い気もしますが、アニメ見てSAOを一気読みしたりも有るのでタイトル的にはそんなに多くないかも。気になる新作も多いけれど、読み切れないです! ホント、ここ数年のラノベ刊行数の増加で完全に追い切れなくなりました。くやしいけど、もうこれはしょうがないですもんね。できる所で楽しませてもらおうっと。

さて、作品の方を振り返って。今年立ち上がったシリーズも色々と面白いのが出てます。ツボにはまったという意味では、これ。

戦記物系って好きなのですが、アルデラミンは自分の好みストライク。ひょうひょうとした主人公が見せる知略と危機を超えたらさらに危機が。容赦ない描写もあって「ラノベでここまでやっちゃう?」というシビアさも好きです(ここは意見別れそうですが)。

もうひとつは、こっち。

俺、ツインテールになります。 (ガガガ文庫)

俺、ツインテールになります。 (ガガガ文庫)

コレは怪作。ツインテールをこよなく愛する作者がツインテールを軸に書ききった作品。出オチになりかねないネタを、特撮もののフォーマットで熱い魂の叫びを描いていて引き込まれました。
敵の怪人たちの生き様が熱くてねぇ。スク水や幼女を愛する(病んだ)紳士たちですが……。2巻も前巻以上に面白くなっていて、この先目が離せないですね。

新人さんとしては、MF文庫Jのお二方が特に気になっています。

瑠璃色にボケた日常 (MF文庫J)

瑠璃色にボケた日常 (MF文庫J)

退魔とお笑いという、まぜるな危険? ってものを上手く合わせたなぁと。ストーリーやキャラの魅せ方も良く、読んでいてとても楽しめました。次の作品も早く読みたい、そう想わせる力があります。

もう一人。

白銀の救世機 (MF文庫J)

白銀の救世機 (MF文庫J)

巨大ロボットでSFという部分がイイです。そして、良質なボーイミーツガールものとなっているとしたら、期待してしまいます。
旧人類唯一の生き残りのヒロインと感情を否定する世界で育った主人公がすれ違いながら、お互いが大切になっていく所は王道で素晴らしいものです。シリーズ化ですので先が楽しみ。

ほかにもイイ作品はありますが、それはまた改めてまとめようかと。
……今月全く更新していなかったから慌てて書いているんだろう、なんて図星指さないでくださいね?