Venue 8 Pro を使ってみよう
注意)ラノベ感想の成分 ゼロです。
セットアップした Windows Tablet のセットアップの備忘録を兼ねたものです。
【そもそもの始まり】
Windows7 のPCが起動しなくなった。Macbook に入れたタイプで、再インストールも面倒。
ハードも4年前のものなので、再インストールしてもいつ逝くか分からないし。
ならば、買いましょうと。でも、お金はあまり出したくない。そもそも、メインPCはMacだし……。
安いのがほしい。それに、艦これとMS Office が使えればいいや、というスタンスでした。
で、昨今のWindows タブレットのベンチマークである艦これが動くという情報を確認し、すぐに買えるものをということで、決めたのがVenue 8 Pro。
OS は Windows 8.1 Home Edition 32bit。Office 2013 Home & Business。PowerPointも使えて、43000円。こりゃいいと即決。
メモリが2GBなので、OSに64bitの意味もそれほど無いからこれでいいよね、という感じ。
しかし、使い始めてみるとCPUがAtomなのにわりと快適で、サブノートとしても十分使えるのでは? と感じました。なので、本格的にセットアップしてみようというコトに。
やった事。
①Bluetooth 接続のキーボードとマウスの接続
②ログインしたらすぐにデスクトップ画面にさせる
③Dropboxのインストール
④Atok Passport のインストールと辞書引き継ぎ
⑤ツールのインストール
⑥タスクランチャーのインストール(ジャンプリストだと足りない)
⑦不要なアプリのアンインストール
⑧フォトのライブタイル機能をオフにする
個人的には①のキーボード設定に引っかかって、これは情報ないと分からんわーという感じを受けました。
1.Bluetooth 接続のキーボードとマウスの接続
マウスとキーボードはBluetooth 接続のものを利用。
マウスのペアリングは、特に問題無くペアリングが完了。
問題は、キーボードの方だった。ペアリングそのものはキーボードのマニュアル通りに電源を入れてVenue8 Proから見えた。
しかし、日本語キーボードなのに入力が英語キーボードのキーアサインとなってしまうという問題が。
どうも、Venue 8 Pro の既知の問題のようで、ぐぐると対処にあたった先人の知恵を発見。
感謝しつつ、その手順をありがたく利用させていただきました。
端的に言うとデバイスマネージャーを開いて、106/109キーボードを選択し直すという事だった。
【参考にしたページ】
ガジェット録 さん『Windows8.1タブレット「Dell Venue 8」でBluetooth日本語配列キーボードを接続すると、英語配列と認識してしまう時の解決方法』
ウチのキーボードはBluetooth なので、選択したモデルは、
「Microsoft Bluetooth Mobile Keyboard 6000(106/109)」を選択した。
この部分は各自利用されるキーボードに合わせて、ですね。
2.ログイン周りの設定
ログインしたらすぐにデスクトップにして、ブラウザを使えるようにしたい。
ちゃんとOS上に設定が用意されていました。ならばOSセットアップ時に選択できる項目を1つ入れるだけでWindows8 に対するネガティブなイメージはかなり減るのでは? と思うのですが。
2.1.タスクバーにマウスカーソルを移動し、右クリック
『タスクバーとナビゲーションのプロパティ』ウィンドウが表示される。
2.2.ウィンドウから『ナビゲーション』タブを選択。
2.3.スタート画面の項目から、『サインイン時または画面上のすべてのアプリを終了したときに、スタート画面ではなくデスクトップに移動する(D)』のチェックボックスをonにする。
あと、個人的な感覚でその下の『スタート画面にデスクトップの背景を表示する(B)』も選択しています。ここは、趣味です。
設定が有効になっているか、実際に再起動して確認します。
3.Dropbox のインストール。
スマフォや別PCとファイル共有にDropboxを利用しているので、セットアップ。
サイトにいって、ダウンロードページからファイルをおとす。
Windows Tabletなので、Windows PCとして公式サイトからソフトをダウンロードしてインストール。
個人アカウントを設定して、利用可能とした。
設定作業中、特に問題はなかった。
4.Atok Passport のインストールと辞書引き継ぎ
IMEにATOKを使っているので、そのセットアップ。PassportはPCを複数使っている&ATOK教徒なら大変ありがたいものです。Google IMEあるじゃん、と言われますがATOKとの付き合いが長いので離れることはできないのです。
4.1. JUSTSystemの ATOK Passport のインストールを行う。
なので、ATOK PassportのWindows 版をダウンロード&インストール。
参考:
ATOK Passport の追加インストールのページ
4.2. ライセンス認証
自分は2台目以降なので、すでにライセンスとWEB認証コードを持っています。
上記のJUSTSystemのページを参考にして認証します。
4.3. 日本語入力形式をATOK優先にする
インストールしたらデフォルトになったような?
ならなかったら、コンパネの『言語の設定の変更』>『入力の変更』でATOKを選択すれば良かった、と思う。
4.4.(別PCで)単語出力ファイルを作成する
辞書の移行を行う。OSが同じなら、辞書ファイルを持ってきて移行先のPC上で辞書を合併する方法もあると思いますが、OSが違うので『ATOK辞書ユーティリティ』から『単語・用例の一覧出力』で、テキストファイルに出力させます。
そのあと、自分はDropbox経由で、Venue 8 Pro にファイルを渡しました。
4.5.単語・用例の登録
4.4.で作成したテキストファイルをVenue 8 Pro の ATOK に登録します。
同じように『ATOK 辞書ユーティリティ』を使い、『ファイルからの登録・削除』を開きます。
そこにある『単語一括処理』タブを選択して単語ファイルに4.4.で作成したテキストファイルを指定。ファイル形式は ATOK である事を確認して実行。
5.ツールのインストール
普段使うツールをインストールして、環境を整備。自分の場合は以下のもの。
・IrfanView(画像ビューアー)
・Winshot(スクリーンキャプチャー)
・Lhaplus(圧縮・解凍アーカイバ)
・vivi(viライクな入力方法を持つテキストエディタ)
・WinSCP(ssh利用のファイル転送ツール)
・teraterm(ターミナルエミュレータ)
・Richcopy(MSアンバンドルのGUIファイルコピーのユーティリティ)
たぶん、偏りがあるのでお好みで、な部分。
動画や音楽の再生はあまりこだわりがないので、公式もしくはOS標準のを使ってしまうものぐさです。
6.タスクランチャーのインストール
CLaunch を利用してます。シンプルで直感的な利用ができるので。
インストール後、Office の Excel,Word などのショートカットをランチャーに突っ込みました。
7.不要なアプリのアンインストール
チャームの画面で、いらないアプリをがしがし消します。
ファイナンスとかいらないよー。
8.フォトのライブタイルをオフにする。
チャームの画面でフォトはデフォルトだと、フォルダに入っている画像をスライドショーとして再生します。
二次元絵が多数ある紳士な人は、このまま外で使うと危険。
なので、アプリの『フォト』にマウスカーソルを合わせて右クリックし、『ライブタイルをオフにする』を選択します。
これで、安心。
Apendix
その1:別途購入した入力デバイス(マウス&キーボード)
タブレット向けのうすうすコンパクトな所が気に入って購入。
2週間ほど使っていますが、個人的には満足。理想をいえば、キーボードにThinkPad系のトラックポイントがあれば完璧なのですが……(vi クローンのテキストエディタとの組み合わせは神。ホームポジションから手を動かさなくて良く、ストレスを激減させる)
マウス:Logicool Ultrathin Touch Mouse T630 (7600円)
キーボード:Microsoft Wedge Mobile Keyboard (7600円)
【マウス】
マウスはホイールではなく、MacのMagic Mouseと同じようにマウスの背を上下になぞることでスクロールするもの。バッテリ内蔵なので、USBで充電のタイプ。充電のソケットがマウスの腹にあるため、充電しながら利用する事ができない欠点がある。
【キーボード】
キーボードは9mmフルキーでタッチの感覚もわりとよくて、購入。
ファンクションキーがFnキー+対応のキーという形なので、ヒトによっては好みが分かれそう。キーボードのカバーが中折りでタブレットのスタンド代わりになる設計というのもおもしろい発想。スタンドとしては調節はおおざっぱな感じですが、個人的には不満なし。おまけとしては十二分にいいのでは?
キーボードの給電は単四電池x2のタイプ。こっちはeneloopさんで対応。
その2:外部記憶媒体&USBハブとか変換コネクタとか
障害時に必要なファクトリーイメージ作成やバックアップの設定で必要かな、と思って今購入検討中。