ゴミ箱から失礼いたします 4
「ゴミ箱プレイは楽しい?」
「プレイなんて言わないでくださいよ!」
- 作者: 岩波零,異識
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/08/21
- メディア: 文庫
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忍者屋敷で怪しいボタンを連打するとか、妹とシャワーの取り合いでタイルに寝そべり、妹が身体を流したお湯を受けて洗えとか想像もできない、シチュエーションを生み出すセンスが凄い。
こういうの大好きなんですよ、本当に。
そんな流れとはまた別に、氷柱に彩音、沙紀先輩と萌え太に惹かれる少女達との妖怪ゴミ箱男の萌える太の恋のさや当てに決着が。
本命といえる、氷柱を選択したのは有るべき形に収まったな、と思います。ヘタにずるずると3人の中でふらつくよりすっきりとしてむしろ良かった。
いや、ラブコメなんだからそれをやったら話が続かないんじゃない? という向きもあるでしょうが個人的にはこっちの方がいいです。
むしろ、付き合い始めてからの部分を物語として成り立つ形で描写してくれたらな、と常々思うくらいなので(珠にはそいういうのがあってもいいのでは?)。
ただ、ラストが非常に綺麗にサゲているので続くのか、というのがとても判断しにくい……というか、普通に完結と思えてしまうが続きを読みたいというのはファン心理故か。
でも、MFのチラシだと完結とは書かれていないし……。
続くといいな。