よめせんっ!
「氏神なら……広人だけの神さまですもの」
- 作者: マサト真希,ごまさとし
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
- クリック: 20回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
ねこがみさま初め、出てくるヒロインキャラが可愛かった。人外系、ケモノミミ系のヒロインに抵抗が無いのもあって楽しめたと思う。
みんな主人公にフラグMAXな娘ばかりでしたけど、話のノリが良くて余り気にならなかったかな。涼子先輩がイロモノを引き受けてくれたせいでタダのお色気ハーレムモノにならないで済んだのもあるかも。
あとハーレムものなのですが、根本は家族モノというちょっと変化球な話だったと思います。それと主人公の広人が優しいながらも、一本芯が通っていて締めるところは締めるので好感が持てます。
あー、広人ならフラグが立っても許せるかな、と。
ドタバタ系コメディですんなり楽しめたし、幼なじみの美薫との確執というか、不器用な恋のさや当てでにやにや出来て満足。
ヘンに本妻とか決まっていないので、ある意味何でもありみたいな気がします。なにせ、嫁千人ですからね。
氏神なら──の下りを読むと、ねこがみさまも嫁に参戦してきそうですね。引いた形で広人の幸せを願っているように思いますけど、そのままではいられないでしょう多分。