ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2

「くそぅ! そもそも一体なんなんだあの娘は!? ベル君は僕のものなんだぞぉ!」

ヘスティア様が本当っに可愛いですな! もう、ベタ惚れですもんね。上記のセリフ。彼のダンジョンでのサポーター役の娘に嫉妬の炎に燃え、酒場でくだをまく所はもっと問題発言カマしていて、神様なのにそれでええんか!? みたいな。
2巻は前巻以上に面白くなっています。ベルとヘスティア様のキャラが安定し、新キャラのリリの性格と彼女が巻き起こすストーリーも良く出来ていて引き込まれます。

サポーターという冒険者から蔑まされる立場のリリを対等に扱うベルくんの性格が、全てを良い方向に持って行くので割とエグい内容にもかかわらず読後が良かったのもいいです。

ヘスティア様を取り巻く神様達もさらに出てきており、まぁクセがありますねぇ。それぞれ掘り下げたら面白そうですし、今後の絡みでいろいろエピソードが深まりそうな、そんな感じ。
エイナさんやアイズたんもベルへの気持ちを意識し始めているので、ヘスティア様含めてどうなるか、にやにやしてしまいますね。
基本はハーレムものの王道なんですけど、ベルが良い人というか好ましい感じの青年なのであまり嫌みは感じないかな。まぁ、エイナたちのアプローチが深まって、優柔不断さが表に強く出始めたらちょっと辛い気もしますが。

ダンジョンはGAの柱に育っていきそうですね。自分も続きを楽しみにしてます。