俺、ツインテールになります。 7

「レッドがいいーーーーーーーーーーーーっ!!」

スワンギルティの叫びが切なすぎました(慟哭)。テイルブルー、完全にヒールです。血も涙もなくて、ドン引きです。どんな鬼畜な所行かと……なぜそう思うかは、本編を読めばわかる。

7巻になっても本当に面白い。いや、敵であるはずのアルティメギルたちの怪人という名の紳士たちの魂が熱すぎるんですわ。変態ですけど。今回ヒットしたキーワード「ちじょ」。まぁ、読んで笑いましょう。乙女のぽりしーなんです、はい。

いや、けどですよ。己の信念に殉じる様って格好良いじゃないですか。男の子スイッチ押されるというか。特にまたこいつら敵方の決め台詞に心が動かされるんですわ。
「この姿の俺様の名前さ。そう名乗ろうと決めてた!」なんてところ、冒頭での事を踏まえて読むと格好良いんですよ! ……ある意味で変態でもあるんですが、魂の叫びはそれをも輝かしく見せる! みたいな。

と、敵方ばかりですが今回のメインはイエローの悩み故の逆境とそこから這い上がる姿。これが、すごく盛り上がるんですよ。読んでいて「来たっ! ヒーロー(ヒロイン)は一度は超えねばならない障害よ!」って流れで王道。でも……内容はやはり変態。もう、アカンってくらいにヒドイ。でも、良いシーンなんですよね。
そして、イエローとビートルギルティが戦うクライマックス。すごくイイ話になっていて絵になるシーンだったなぁ。まぁ、覚醒イエローの色んな意味での凄さも含めての点でそう思わさせるのもは素敵。

で、終章。なんかすっごく気になる終わり方でしたんで続きすぐに読もうかと。あの敵武将の書き方がまためっちゃ上手くてなぁ。単語が自分ら寄りのアレなのに、描写が光っていて格好いいのなんの。作者すごいわ。